車庫ローカルルール

私は現在車関係の仕事が多く、地方のディーラーさんから車庫証明の依頼を頂くことも多いのですが、東京の申請書と他府県の申請書って違うんです。
東京の場合は2枚綴りですが、他府県の場合大体4枚綴り。
書く内容は一緒なのですが、書式が若干違うのと専用のスキャナー?で読み込むため他府県の書式だと余計な線とかが入ってしまう場合があるようです。そいういったこともあり基本的には他府県の書類だと受け付けてもらえません。全国統一形式にしてもらえれば問題ないのですがねぇ。

こんなケースの場合、
1.お客さんに東京の書式で申請書を作り直してもらう。
2.こちらで代書、行政書士の職印、ゴム印を押す
3.東京の印鑑無しの申請書と他府県の印鑑ありの書式両方提出

と対応パターンがあります。

1の場合、時間がかかるのであまり有効的ではないでしょう。

2、これについてはお客さん(申請者)の印鑑がないことになります。
基本的に代書する場合は作成者として職印などを押すんですけど、申請者の印鑑は無くても良いのか?
これについて一度警視庁に問い合わせたことがあります。
警視庁によると、東京都の書士会と警視庁で取り決めがあって、行政書士名、職印を作成者として押してあれば、申請者の印鑑は特に要らないみたいですね。
とちょっと曖昧な返答。
因みに代理権があるので、委任状を使ってらっしゃる先生もいますが、委任状については委任状を認めるとディーラーでも訂正が出来てしまうので、あまり委任状は使わないで欲しい。とこちらも曖昧な返答をいただきました。


ところが警察署によっては2じゃ駄目というところもあります。
ここで登場するのが3のパターン。
ですが、3のパターンも駄目と言われたケースもあります。
こうすると結局ディーラーさんたちと同じように1のケースで対応するしかなくなります。
警察署によってやり方が違うというのは非常に困りもので、先日も窓口で恐らく補助者?らしき人が喧嘩してました。。。
郷に入ったら郷に従えということでしょうか。


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