寿町フリーコンサート

日曜日、中学時代の友人に執拗に誘われ今年初めての夏フェスに参戦しました。
寿町フリーコンサート
横浜寿町フリーコンサート
なんで、ただ。無料。ただし、吉祥寺から石川町までが遠い。。。

寿町という町自体の知識が全く無く、友人に色々と教えてもらったのだが、日本3大ドヤ街のひとつで、普段は一人で入ってはいけないような場所らしい。
簡易宿所 - Wikipedia

確かに駅から会場へ向かう途中もパトカーが巡回していたりしました。祭りがあるからかもしれないけれど。

町並みはどこか一昔前の日本と言った感じで、やたらと安いビジネスホテルや、趣のある飲食店など。
路駐も多かったです。
そこにいる人たちも、スーツ上下になぜか中が裸のおっちゃんなど、普段の生活圏では遭遇しないような人たちがいました。

当日はくそ暑かったけど、会場周辺は怪しい屋台がたくさん出ていて、そこら辺で地べたに座ったりしながらおじさんたちがカップ酒やらビールやらを飲んでいて楽しそうでした。

会場は職安前広場ということでしたが、職安の建物と一緒に県営住宅?が建っていて、興味が無い住人にとっては苦痛じゃないだろうか?と心配になるようなライブ会場。実際建物の踊り場?らしきところから観戦している人も多数いました。

お目当てはトップバッターのソウルフラワーモノノケサミット
簡単に言うとちんどん屋バンドで、民謡やら何やらのカバーをする人たちです。
初めて聞いたんだけど、どこか懐かしく癒される音楽です。
日本って感じ。「満月の夕」は名曲ですね。その他にもお富さん、インターナショナルなど聞いたことある曲やってました。

そのソウルフラワーが舞台に出てくる頃には広場は満員。
僕らは2階から見てましたが、まさに老若男女があふれ返ってました。地元の労働者らしき人やこの日のために訪れたファン、3,4歳の子供までみんな楽しそうに、ビール片手に、踊りながら音楽を聴いていました。
1時間のセットリストだったみたいなんですが、時間が無くなったらしく、最後は一番だけ演奏してたくさんの曲をやろうとしてました。
ちなみに出演者もノーギャラで、会場でカンパを募っていて、集まったカンパから会場運営費を差し引いた残りがミュージシャンたちに渡されるそうです。

この1時間でビール1リットルのみ、いい気分になってしまい、結局この一組だけ見て中華街へと繰り出したのでした。