ドラえもん最終話

最近話題のドラえもん最終話
今日の朝日新聞朝刊にも記事が出ていました。

実はこの最終話ネットで見たことがあります。
絵もさることながら、話自体も非常に原作の解釈に優れていて(個人的主観)
不二子先生が生きていたらこんな最終回になったかもという出来栄え。
個人的には感動してしまいました。

さて、何が問題か?
著作権者に許可無く二次的著作物?オマージュ?言い方はあるかもしれませんが、許可無く販売していた。
この販売物がバカ売れした。ネットで流出した。
今回権利者側と和解に終わったらしいのですが、権利者がわが問題にしたのは、販売したことではなく、売れてしまったこと。経済的な側面を問題にしたようです。
売れなかったらどうなのか?この質問に小学館の社長は、うーん。。。とお茶を濁しています。
出版者は権利者にとっては少数部数の同人誌などは多めに見てきた経緯があるようで、今後こういったものが厳しく取り締まられるかは微妙。
だからといってじゃあ、売れなければ無許可でいいのか?
この質問には疑問符がつきます。

法律で許可取りなさい。というのは簡単だが、いざ無許可だった時、どこからどこまでが許されるかという線引きは権利者によっても主観で変わってくる問題なので簡単ではない。
非常に考えさせる一件です。